モデルナ(NASDAQ:MRNA)は29日、同社が開発しているCOVID-19向けワクチン「mRNA-1273」について、2021年3月から英国に200万回分追加供給することで同国政府と合意したと発表した。

 この新たな供給合意により、英国はこのワクチンを700万回分確保したことになる。一方、欧州委員会は先週、8,000万回分のmRNA-1273を確保する契約を承認した。この契約には、さらに8,000万回分を追加購入するオプションがついている。

 メッセンジャーRNA(mRNA)を利用するこの新型ワクチンは、第3相臨床試験において94.5%の有効性が示されたことをモデルナは16日に明らかにしている。

 同社は、mRNA-1273の世界的な供給拡大に向けて米国外での製造について、スイスのロンザ(Lonza)とスペインのROVIと提携して取り組んでいる。米国以外にモデルナと購入契約を結んだ欧州や諸国は、このサプライチェーンを用いることになる。

 モデルナは、世界全体でのワクチン製造力を年間5億回分以上が供給できるよう拡大し、2021年初めまでにできれば10億回分まで高めようとしている。
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