イスラエルの製薬スタートアップ、レッドヒル・バイオファーマ(NASDAQ:RDHL)は、COVID-19による重症肺炎の治療薬として開発しているYeliva(一般名、オパガニブ(Opaganib))について、米国内での大規模製造に向けて2社との提携をまとめたと発表した。

 この新たな提携に伴い、レッドヒルはオパガニブの経口投与について2021年1-3月期中での緊急使用の申請を準備している。オパガニブは11月初めに第2相臨床試験の登録が完了しており、数週間中に治験結果のデータ発表が見込まれている。また、世界規模での第2・第3相試験への登録も半数以上が完了しており、21年1-3月期中に治験データが得られる見通し。
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