米鉄鋼大手USスチール(NYSE:X)は2日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて8カ月余り休止していたインディアナ州のゲーリー製鉄所の高炉を12月8日から再稼働させることを明らかにした。

 8月下旬以降、自動車産業をはじめとする産業活動が力強く回復し、サプライチェーン全体で在庫再構築の動きもみられる中、鉄鋼製品に対する需要が高まり、供給にひっ迫感が出始めている。クレディ・スイスのアナリストによると、まだ多くの高炉が稼働休止中のため、生産量は以前のピークを下回っている。 

 これまで鉄鋼業界に対して弱気だったGJLリサーチのゴードン・ジョンソン氏は先日、鉄鋼市場の需給がこれまでになく引き締まっていると指摘し、USスチールとクリーブランド・クリフス(NYSE:CLF)に対する投資判断を格上げした。
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