エクイノール(NYSE:EQNR)は2日、ノルウェーのTjeldbergodden工場での火災を受け、施設を閉鎖して従業員を非難させたことを明らかにした。

 この施設は欧州最大のメタノール処理工場で、エクイノールとコノコフィリップス(NYSE:COP)が保有している。年間生産量はおよそ90万トンで、欧州の生産量の25%余りを占めている。

 Tjeldbergodden工場では、Heidrun海底油田の天然ガスを処理している。この油田は、エクイノールやコノコフィリップス、イタリアのエニ(Eni)などが保有している。

 エクイノールは今年9月、ハンメルフェストの液化天然ガス(LNG)工場でも火災事故があり、この施設は最長1年間は閉鎖されることとなっている。
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