ウォルマート(NYSE:WMT)は3日、米国内のおよそ150万人の従業員に対して総額7億ドル余りの現金一時金を支給すると発表した。COVID-19(新型コロナウイルス感染症)のパンデミック(世界的流行)に伴う手当てとして、ターゲット(NYSE:TGT)やロウズ(NYSE:LOW)、アマゾン・ドットコム(NASDAQ:AMZN)などもこのところ同様の対応を明らかにしている。
12月24日に、パートタイムと臨時の従業員には1人当たり150ドル、フルタイムの従業員は300ドルを支給する。今年は四半期ごとに特別一時金を支給しており、今回は4回目となる。年間の支給総額は28億ドルに達する。
同社のジョン・ファーナー社長兼最高経営責任者(CEO)は、「この歴史的な1年が終わりを迎えるにあたり、わが社とわが国にとって最も辛い時期をわが同僚らが切り抜けたことに対し、感謝の気持ちでいっぱいです」と語った。
-0-