オランダのバイオ医薬品企業、キュアバック（NASDAQ：CVAC）は21日、COVID-19（新型コロナウイルス感染症）のワクチン候補「CVnCoV」の第3相試験を開始したと発表した。
同社の発表によると、これは観察者を盲検化したランダム化プラセボ対照試験で、18歳以上の被検者2,500人余りが登録され、12月22日からワクチン接種を行う。
マインツ大学病院の職員3,600人を対象としたCOVID-19の非介入試験に基づき、この試験でキュアバックが最近開始した3万5,000人以上を対象とするCVnCoVの第2b／3相国際臨床試験を補足する。
メッセンジャーリボ核酸（mRNA）をベースとしたこのワクチンの開発は、今年1月に開始され、第1相試験の中間データでは、COVID-19から回復した患者に匹敵する免疫反応が確認された。
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