カナダの資源企業リチウム・アメリカズ(NYSE:LAC)の株価が23日、2カ月ぶりの高値をつけた。

 米投資銀行スタイフェルが同社に対する投資判断を「バイ」として、「上値を伸ばす魅力的な可能性」があると評価したことが好感されている。スタイフェルは目標株価を13.25ドルとしている。23日の終値は、前日比1.08ドル(9.52%)高の12.43ドルだった。

 スタイフェルのアナリストは投資家向けリポートで、リチウム・アメリカズはリチウム生産で世界最大手の一角になりつつあると述べている。アルゼンチン北西部で中国のガンフォンリチウムとの合弁会社が開発しているプロジェクトは、建設を終えていると指摘している。

 このプロジェクトでは、年間4万トンのリチウム塩水から、年間2万5,000トンの電池に使用できる炭酸リチウムの生産を予定している。

 また、2021年上半期には、ネバダ州でのプロジェクトについて最終的に実現可能性評価を終え、24年に商用生産を開始して、完全稼働時には年間6万トンの炭酸リチウムを生産できるようになるとスタイフェルのアナリストは予想している。
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