デンマークのバイオテクノロジー企業、ジェンマブ(NASDAQ:GMAB)は4日、全身療法の治療歴がある再発性・転移性子宮頸がん患者に対するチソツマブベドチン(Tisotumab Vedotin)単剤療法を評価する第3相臨床試験の開始を発表した。

 主要評価項目を全生存率として、482人の被験者を対象に、チソツマブと医師が選択した単剤化学療法の有効性を対照評価する。

 チソツマブベドチンは、タンパク質である組織因子(TF)を標的とする抗体薬物複合体(ADC)で、ジェンマブと米国の同業シーゲン(NASDAQ:SGEN)が費用と利益を折半する合意の下で共同開発した。
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