米投資銀行ジェフリーズは4日、飲料メーカー大手モルソン・クアーズ (NYSE:TAP)に対する投資判断を「ホールド」から「バイ」に格上げした。業績回復の見込みが現在の株価には十分に反映されていないという。

 強気材料として、2021年は事業提携など近年になく事業が拡大する要素が数多くあるとしている。また、22年の予想1株利益(EPS)は一般にコロナ禍以前よりも7%低い水準だが、ジェフリーズでは10〜30%高い水準を見込んでいる。21年度のEPSは前年度比4%増、22年度は同11%増を予想している。さらに、21年上半期には配当を復活する可能性が高いとみている。
-0-