IBM(NYSE:IBM)は11日、クラウドアプリケーション・プラットフォームを手掛けるセールスフォース・ドットコム(NYSE:CRM)にコンサルティングを提供するセブンサミッツ(7Summits)を買収し、セールスフォースとの戦略的提携を拡充することを明らかにした。

 IBMのプロフェッショナル・サービス事業担当シニア・バイスプレジデントのマーク・フォスター氏はこの買収について、「サービスとエコシステムにおけるパートナーシップへのIBMの幅広い投資戦略の一部で、ハイブリッドクラウドとAI(人工知能)を通じて顧客のデジタル・トランスフォーメーションを可能にするもの」だと述べた。

 今後3年間かけて、セールスフォースの主要な成長分野を支援するため、人材の採用や訓練、認定を大幅に拡大する計画だという。

 セブンサミッツは、企業の複雑な問題を解決し事業の改善につながるデジタルソリューションを設計・開発している。主な顧客企業には、ハーバード大学、三菱電機、スノーフレークなどがある。
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