米エネルギー大手のフィリップス66(NYSE:PSX)は21日、米エネルギー省から高効率リバーシブルSOFC(固体酸化物形燃料電池)の開発推進について300万ドルの助成を受けたことを明らかにした。
同社はジョージア工科大学と共同で、水素を利用して発電する低コストの高効率リバーシブルSOFCシステムの商用化実現を実証する。
フィリップス66は、SOFCの分野における技術を大幅に進歩させており、米国では8件の特許を取得している。また、SOFCに関連する知的財産について、米国で22件の特許を出願している。
このリバーシブルSOFCは、発電モードでは水素から電気化学的反応を通じて発電し、反転(リバース)モードでは電気を利用して水素を作り出す。
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