中国IT大手の百度（バイドゥ）（NASDAQ：BIDU）の米国子会社は、カリフォルニア州の公道で無人自動運転車の実証実験が認可された。

　カリフォルニア州車両管理局（DMV）は27日、同州サニーベールの特定の公道でドライバーを乗せない自動運転車3台の試験走行を許可した。

　自動運転車の実証実験については、緊急時に対応するドライバーを同乗させる条件で58社が認可を受けている。ドライバーを運転席に乗せない自動運転車の試験を許可されたのは、バイドゥが6社目となる。

　バイドゥのADR（米国預託証券）は、27日終値が前日比11.12ドル（4.48％）安の237.18ドルとなった。シティは自動運転システムを好材料の1つとして、目標株価を292ドルに引き上げている。
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