マイクロソフト(NASDAQ:MSFT)は22日、3月29日から、一部の従業員が米ワシントン州レドモンドの本社拠点での勤務に復帰することを認める方針を明らかにした。

 同社は昨年、新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)への対策として、全世界の従業員に対して絶対不可欠な現場職員以外は強制的に在宅ワークとする方針を打ち出した。そして、職場勤務を完全に再開するまでの6段階の道筋を示した。

 現在、世界の21カ国で従業員全体の2割程度を職場勤務に徐々に戻すステージ4の段階を進めており、来週から本社と周辺の拠点もステージ4に移る、とカート・デルベーン取締役副社長は社内ブログで発表した。ステージ5でさらに職場勤務を増やし、ステージ6で完全復帰とする。

 ウイルス対策の進展を見守り、同社の方針について評価を続け、従業員には職場勤務に戻るか在宅ワークを続けるか、あるいは両方を組み合わせるか、柔軟に対応するようにしているとデルベーン氏は述べている。
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