米疾病対策センター(CDC)は13日、ジョンソン・エンド・ジョンソン(NYSE:JNJ)が開発した1回接種型の新型コロナウイルスワクチンについて、血栓症を引き起こす恐れがあるとして「念のため」使用中止を勧告した。これを受けて、南アフリカでもこのワクチンの使用を中止したが、同国の保健製品規制機構(SAHPR)は17日、医療従事者を対象とした臨床試験ではこのワクチンに関連した血栓症の症例は認められなかったとして、血栓症のリスクを十分に評価したうえで接種するなどいくつかの条件を満たせば接種しても問題はないとの判断を示した。

 一方、CDCの諮問委員会は23日に、このワクチンの使用中止について協議を予定している。新型コロナウイルス対策の指揮を執る国立アレルギー感染症研究所(NAID)のアンソニー・ファウチ所長は18日、NBC放送の番組で「何らかのかたちで使用を続けることになるのではと思う。単にやめるとはとても思えない。そうなるとは思わない。警告や制限あるいはリスク評価など何らかがあるだろうと思う」と語った。
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