ビットコインをはじめとする暗号資産(仮想通貨)が急落した19日、米資産運用会社アーク・インベストメント・マネジメントは交換業者最大手コインベース・グローバル(NASDAQ:COIN)の株式を買い増した。
コインベースについて、アークが運用する上場投資信託(ETF)の「アーク・イノベーションETF」は13万3848株、「アーク・次世代インターネットETF」は3万5382株を取得した。
コインベース株は、19日終値が前日比14.20ドル(5.94%)安の224.80ドルで、その後の時間外取引でさらに4.49ドル(2.00%)下げ220.31ドルをつけている。4月14日の上場初日に、381ドルの初値から一時は429.54ドルまで上伸したが、最安値更新を続けている。
しかし、ウェドブッシュ証券はこの日、コインベースに対する投資判断を「アウトパフォーム」として、目標株価を275ドルに設定した。
ウェドブッシュのアナリスト、モシェ・カトリ氏はコインベースについて、さまざまな仮想通貨の「ワンストップ・ショップ」の先駆けとしての優位性があり、仮想通貨を代表するビットコインとイーサリアムについて独占的なシェアを持っていることを評価している。
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