インドのジェネリック医薬品会社、ドクター・レディーズ・ラボラトリーズ(NYSE:RDY)は、ロシア製新型コロナワクチン「スプートニク・ライト」をインドで提供することについて、インド政府と協議を開始した。同社広報担当者が31日、ロイター通信に明らかにした。

 スプートニク・ライトは、1回接種型ワクチンで、ロシアのワクチンサイトによると、2回接種型のアデノウイルスベクターワクチン「スプートニク V」の第一成分である組換えアデノウイルス血清型26(rAd26)を用いている。モスクワのガマレヤ研究所が開発したこのワクチンは、2020年12月から21年4月にかけてロシア国内で実施した大規模接種プログラムで収集された28日後のデータでは、約79.4%の有効性を示したとされている。

 ドクター・レディーズは数週間以内に輸入販売許可申請を行う。一方、同社は4月半ばにスプートニク Vの輸入許可をインド当局から得ており、2億5000万回分を確保している。国内販売についてインド政府と民間部門と協議しており、6月半ばに商用提供を予定している。
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