暗号資産(仮想通貨)交換業者最大手のコインベース・グローバル(NASDAQ:COIN)は1日、同社が発行するコインベースカードについて、非接触型モバイル決済サービスのアップルペイ(Apple Pay)とグーグルペイ(Google Pay)で利用できるようになったと同社ブログで明らかにした。
コインベースカードはVISAカードで、米国や英国、EU(欧州連合)諸国で利用できる。ただし、コインベースのブログでは、コインベースカードで決済やATMを利用した場合、暗号資産が自動的に米ドルに交換されるとしているが、その他の通貨での決済については触れていない。
カード利用者は、それぞれのデジタルウォレットのアプリからコインベースカードを登録できる。決済に利用すると、利用額に応じてビットコインで1%、ステラルーメンで4%の還元を受けることができる。
このブログによれば、スマートフォンのウォレットアプリを利用した支払いは、2020年に米国で前年比29%増加しており、世界中で日常の購買に利用されている。コインベースは暗号資産を日常生活で簡単に利用できる方法をさらに拡大していくとしている。
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