米メルク(NYSE:MRK)は15日、高リスクの早期トリプルネガティブ乳がん患者に対して免疫チェックポイント阻害剤キイトルーダ(一般名:ペムブロリズマブ)と化学療法の術前併用療法とその後のキイトルーダによる術後単独補助療法を評価する第3相臨床試験KEYNOTE-522において、統計学的に有意な無イベント生存期間(EFS)が得られたことを明らかにした。

 KEYNOTE-522試験は、キイトルーダによる療法を、術前化学療法とその後のプラセボ(偽薬)による術後補助療法と比較するランダム化二重盲検試験。平均39カ月間の追跡調査を行った結果、キイトルーダ群ではプラセボ群と比べEFSに対するリスクが37%低減された。

 また、死亡リスクについては、統計学的な有意は得られていないが、キイトルーダ群はプラセボ群よりもリスクが28%低減された。

 この試験は、副次的評価項目である全生存率(OS)についての追跡調査を続けている。

 今回の試験データは、欧州臨床腫瘍学会(ESMO)のオンライン総会で発表された。
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