米食品医薬品局(FDA)は16日、メルク(NYSE:MRK)が開発した15種類の血清型の侵襲性肺炎球菌を予防する新たな15価結合型ワクチン「VAXNEUVANCE」について、18歳以上の成人への適応を承認した。これを受けて米疾病対策センター(CDC)はこのワクチンの使用勧告を行う見通しだとメルクは述べている。

 13種類の血清型に対する予防効果については、ファイザー(NYSE:PFE)が開発した「プレベナー13(Prevnar 13)」と同等の有効性が臨床データで得られた。しかし、血清型3および、このワクチンが独自に対象とする2つの血清型22Fと33Fに対しては、プレベナー13よりも優れた免疫反応を示している。

 FDAは6月9日、プレベナー13を改良した20価肺炎球菌結合ワクチン「プレベナー20」を承認している。プレベナー13は、2020年に59億ドルの売上高をもたらしている。
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