ゲームソフト大手テイクツー・インタラクティブ(NASDAQ:TTWO)が2日発表した4-6月期(第1四半期)決算は予想を上回ったが、7-9月期の売上高予想中心値は8億4000万ドルで市場予想の8億5250万ドルを下回り、2022年3月期通期の見通しも従来の31億〜33億ドルに据え置いた。

 また、決算説明では、作品名は明らかにしなかったものの、新作ゲーム2作の発表が当初の予定よりも遅れて年度遅くにずれ込む見通しも示した。ストラウス・ゼルニク最高経営責任者(CEO)は、この遅れは最高品質を確保するためだとしている。

 こうしたことが失望売りを誘い、テイクツーの3日終値は前日比13.35ドル(7.71%)安の159.86ドルに沈んだ。

 さらに3日の日中取引では、他のゲームソフト銘柄も連れ安となった。アクティビジョン・ブリザード(NASDAQ:ATVI)は前日比2.93ドル(3.54%)安の79.83ドル、エレクトロニック・アーツ(NASDAQ:EA)は同4.31ドル(2.99%)安の139.80ドル、ジンガ(NASDAQ:ZNGA)は同0.19ドル(1.89%)安の9.87ドル、スキルズ(NYSE:SKLZ)は同0.60ドル(4.22%)安の13.61ドルとなった。また、ゲーム小売りのゲームストップ(NYSE:GME)も同4.90ドル(3.11%)安の152.75ドルで取引を終えている。

 ただし、アクティビジョンは取引終了後に発表した4-6月期(第2四半期)の売上高(ネットブッキング)が19億2000万ドルと前年同期(20億8000万ドル)比ではマイナスとなったものの、予想(18億9000万ドル)を上回り、2021年12月期通期の見通しを上方修正したことが好感され、3日終値比4.87ドル(6.10%)高の84.70ドルを付けている。

 スキルズは4日の取引終了後に4-6月期(第2四半期)の業績発表を予定している。
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