米メルク(NYSE:MRK)は31日、抗PD-1抗体である免疫チェックポイント阻害薬キイトルーダ(一般名:ペムブロリズマブ)について、米食品医薬品局(FDA)が尿路上皮がん(膀胱がん)への更新適応を迅速承認を通じて完全に承認したことを明らかにした。
局所進行性または転移性尿路上皮がんでプラチナ製剤による化学療法の適応対象外の患者に対する治療についても適応を更新した。
キイトルーダはこれまで、局所進行性または転移性尿路上皮がんでシスプラチンを含む化学療法の適応対象外でPD-1のリガンドであるPD-L1を発現した患者、またはPD-L1の発現の有無にかかわらずプラチナ製剤による化学療法の適応対象外の患者に対しての適応が認められていた。
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