米小売りチェーン大手ウォルマート(NYSE:WMT)は21日、健康や環境意識の高い顧客の志向に応えるために、オンライン販売の中でも栄養価の高い商品や持続可能性に配慮した商品に新たな表示を加える方針を打ち出した。
ウォルマートのジェーン・ユーイング持続可能性担当シニア・バイスプレジデントは声明で、創業以来目指してきた安価な商品提供で「より良い生活」につなげる方針をさらに、顧客やその家族、生産者および地球環境に良い商品の提供に進める姿勢を示した。
オンラインで扱う商品のうち2000点程度の品目に「ビルト・フォー・ベター(Built for better)」のタグ表示を付けるという。顧客が望まない特定の原材料を含んでいない、より健康に良い商品で、地球環境への影響を最小限に抑えて製造される商品を対象とする。同社独自の基準で対象商品を選ぶとしている。
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