米バイオ医薬品大手のリジェネロン・ファーマシューティカルズ(NASDAQ:REGN)は29日、新型コロナウイルス感染症に対する抗体カクテル療法薬「REGEN-COV」(カシリビマブとイムデビマブ)の有効性を評価した第3相臨床試験の詳細な結果を医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン(NEJM)で公開した。

 NEJM誌に掲載された結果によると、REGEN-COVはリスクが高いが入院していない新型コロナ感染者が入院または死亡するリスクを70%低減した。また、プラセボ(偽薬)を投与した対照群よりも症状が4日早く消失した。1200ミリグラムおよび2400ミリグラムの用量で、いずれもプラセボよりも早くウイルス量が減少した。

 REGEN-COVは、米食品医薬品局(FDA)が緊急使用許可(EUA)制度の下で臨床試験用医薬品として認可している。今年6月にリジェネロンはこの抗体カクテル療法薬について、新型コロナ入院患者の死亡リスクが20%低減したと報告した。
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