住宅用不動産会社リアロジー・ホールディングス（NYSE：RLGY）の住宅仲介子会社コールドウェル・バンカー・リアルエステートは5日、老舗同業のウォーバーグ・リアルティを買収したことを発表した。買収条件については明らかにされていない。

　新たにコールドウェル・バンカー・ウォーバーグとして事業を統合し、関係当局に登録後、2022年1月に完全に商標変更を行う。

　1906年にサンフランシスコで創業したコールドウェル・バンカーと、ニューヨークで1896年創業のウォーバーグ・リアルティは、いずれも100年を超える老舗高級住宅仲介業者としての知見と実績がある。米東西両海岸に強い経営基盤をもつ両社の事業統合を通じての相乗効果で、業界でのさらなる地位向上を図る。

　ウォーバーグ・リアルティのフレデリック・ウォーバーグ・ピータース最高経営責任者（CEO）は、自身の経営陣や精鋭仲介部門と共に統合新会社にとどまる。また、ウォーバーグ・リアルティは、120人余りの営業担当者を擁する主要拠点2カ所を引き続き運営する。
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