全自動変速機最大手のアリソン・トランスミッション(NYSE:ALSN)は、米陸軍のキャタピラー式歩兵戦闘車両や主力戦闘戦車などの地上戦闘車両に組み込む電化技術の開発を加速させている。

 同社によると、軍用地上車両の電動化は加速し続けており、商用車両向け市場で先端技術の開発が進むにつれて米防衛予算の配分も増加している。

 電動化車両の軍事的利点には、敵に検知されにくく生還性を高めた車両の静音性や、積載型および非積載型の動力装置の可搬性、車両性能と燃料節約需要のバランスをとる動作モードの柔軟性などがある。

 アリソンのダナ・ピッタード防衛プログラム事業バイスプレジデントは、同社は米陸軍の選択的有人戦闘車両(OMFV)の開発強化に現在注力しており、このプログラムは40年以上にわたる陸軍の車両調達において、4000台近い規模の最大の無限軌道(キャタピラー)式車両プログラムとなる可能性があるとしている。
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