GPU(画像処理半導体)大手のエヌビディア(NASDAQ:NVDA)は21日、同社が運営するクラウドゲーミングサービス「GeForce NOW」上で「GeForce RTX 3080」級のゲームを提供する次世代型クラウドゲーミングのプラットフォームを立ち上げたと発表した。
この「GeForce NOW RTX 3080」は、新たな限定会員層向けに提供されるサービスで、クラウドゲーミングとしては最高の解像度と最速のフレームレート(FPS)を、最低のレイテンシー(遅延時間)で提供するという。北米で11月から、欧州では12月から提供を開始する。
各クラウドのGeForce NOW SuperPODは、毎秒39ペタフロップス回以上の画像処理能力のある1000台以上のGPUで構成されている。各インスタンスのパフォーマンスは35テラフロップスで、XboxシリーズXのおよそ3倍に相当する。
この新たな会員層は、PCやMac、アンドロイドなどほぼすべてのデバイスでクラウドゲーミングを利用できる。GeForce NOWは現在、1100余りのゲームタイトルを提供しており、年末にかけて発表予定の新作ゲームも提供を予定している。
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