カナダの金鉱大手バリック・ゴールド(NYSE:GOLD)は25日、タンザニアのノース・マラ鉱山とバルヤンズル鉱山は2021年の金生産量が合わせて50万オンスを超え、これまで問題を抱えてきたタンザニアの金鉱がいまや同社にとって中核的資産になっていることを明らかにした。

 バリックによると、ノース・マラ鉱山は、この1-3月期中にニャビラマ坑が操業開始を予定しており、完全集積鉱山になろうとしている。また、バルヤンズル鉱山は、昨年12月に採掘および冶金事業を拡大し、世界有数の低コストで息の長い地下鉱山として立て直されている。

 21年の採掘分差し引き鉱物埋蔵量は、いずれの鉱山も大幅な伸びとなるとバリックでは予想している。
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