英製薬大手グラクソ・スミスクライン(NYSE:GSK)とアルファベット(NASDAQ:GOOGL)傘下のライフサイエンス研究会社ベリリー・ライフ・サイエンスによる合弁会社ガルバーニ・バイオエレクトロニクスは26日、同社が開発したバイオエレクトロニクス・プラットフォームを用いた脾臓神経刺激法により、最初の関節リウマチ(RA)患者を治療したと発表した。

 ガルバーニは、神経変調療法の開発を目的として、グラクソとべリリーの提携から2016年に設立された。

 今回の治療は英医薬品・医療製品規制局(MHRA)の認可に基づいて昨年12月に英グラスゴーでの小規模な臨床試験の一環として行われたもので、ガルバーニにとって、慢性疾患に対する初めての臨床試験となった。複数の抗リウマチ薬による治療効果が認められないか耐性のない中等度から重度のRA患者に対する、このプラットフォームの安全性を評価した。

 神経を刺激するバイオエレクトロニクス療法はすでに、パーキンソン病やてんかんなどの治療として脳神経や脊髄神経に対して用いられているが、内蔵器官への適用は初めてとなる。

 ガルバーニは、英国での臨床試験と並行して、米食品医薬品局(FDA)の認可に基づき、米国各地で安全性を評価する無作為二重盲検試験を開始し患者登録を行っている。
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