UBSの株式アナリスト、マシュー・テイラー氏は2日、整形外科用医療用品・機器を手掛けるジンマー・バイオメット・ホールディングス(NYSE:ZBH)に対する投資判断を、「バイ」から「ニュートラル」に格下げし、向こう12カ月の目標株価を172ドルから130ドルに引き下げた。
これを受けてジンマーの株価は圧迫され、2日終値は前日比2.28ドル(1.84%)安の121.71ドルとなった。
テイラー氏は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で整形外科手術が減ったため、製品の認可や売り上げの伸びで株価が持ち直したものの、事業の進展は遅くなっていると指摘している。
ジンマーは来週7日に2021年12月期決算を発表する予定だが、市場予想を下回る業績見通しを示すことになるとUBSでは予想している。
マーケットウォッチがまとめたアナリスト評価では、29社の平均的投資判断は「オーバーウエイト」で、14社が「バイ」、11社が「ホールド」としている。
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