米パイプライン大手のキンダー・モルガン(NYSE:KMI)は7日、カリフォルニア州南部での再生可能ディーゼルハブの建設を許可し推進するために必要な商業認可を受けたと発表した。
このハブが建設されると、ロサンゼルス地区の再生可能ディーゼルを集約して、キンダー・モルガンのパイプラインシステムSFPPを通じサンディエゴなどの需要の高い市場に運ぶことが可能になるという。輸送容量は日量2万バレルで、将来的に拡大可能としている。
同社はすでにカリフォルニア州北部での再生可能ディーゼルハブの建設を発表しており、これら2つのプロジェクトを合わせると、カリフォルニア州での再生可能燃料輸送への投資額は5000万ドル余りとなる。
精製所が再生可能ディーゼルに切り替える中で、同社の目的に沿って将来のエネルギー燃料に転換する好機だと同社は位置付けており、2023年1-3月期中のサービス提供開始を予定している。
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