抗体医薬開発を手掛けるアダージョ・セラピューティクス(NASDAQ:ADGI)が、7日の米株式市場で堅調な推移を続けた。同社が開発中の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する抗体プログラム「ADG20」に対する評価と期待が追い風となっている。

 同社株の7日終値は、前営業日比1.02ドル(12.39%)高の9.25ドルだった。年初来の騰落率は27.41%。ただ、昨年8月6日のIPO(新規株式公開)時の公募価格17ドルから一時は78.82ドルまで上伸したものの、COVID-19のオミクロン株に対するADG20の有効性が疑われたために昨年末に急落した。

 その後今年1月半ばに、現在進めているグローバル第2/3相臨床試験での用量引き上げを含むプロトコルの更新を発表し、オミクロン株に対してもデルタ株などに対する高い中和活性と同等の有効性が得られる可能性を明らかにした。これを手掛かりに株価は5ドル台前半から持ち直し、過去1カ月では51.39%の伸びを記録している。
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